【ポケモン剣盾S23使用構築】ネクロバシャーモVSTAR‐陽キャ積みリレー‐【最終150位 最終レート2006】
前回の構築記事が4年前ということで震えています、れっさあと申します。
剣盾のランクマッチはシーズン1の時に少しかじった以来で2年ぶりになりました。
そんな中今回、なんとか念願のレート2000を達成できたので記事にすることにします。
構築名の由来は後述のバシャーモの努力値がVの形をしているからと、なんかポケモンカードでVSTARなるものが出るということで流行に乗りました。
以下構築の作成経緯です。
まず前提として自分はサイクル系の構築を使うのも相手にするのも得意ではありません。役割論理や対面構築の出身(？)です
また現在の火力インフレ環境において、ただでさえ苦手なのにそれらを運用するのは困難だと感じ、剣舞ザシアン軸による対面寄りの構築を使っていました
↑こんなやつ
ですがシーズン終盤いくつか課題を感じました
1.早いザシアンや石化持ちが増え、ミラーの勝率が安定しなくなったこと
2.ヌオー入りの受け系統のサイクルが引くほど苦手なことに加え
ゴチルゼルの死により それらが復権してきていること
3.メタモンにぐちゃぐちゃにされること
おそらく強い人はザシアンを出さないとかサイクルを頑張るとかプレイングでなんとかすると思うのですが、自分の技量ではそうもいかず、以上3点に高い勝率を出せるアタッカーの必要性を感じたため、下記の対応を行いました。
①伝説枠にネクロズマの採用
ダイナヌオーやブルドヒを1匹で見ることができ、後出しのホウオウにも隙を見せないポケモンとして竜舞ネクロズマを採用しました。
個人的にヌオーで止まらないのが最高で、「とりあえず焼きまーす^^」みたいな甘えたプレイや、あくびで流してくる相手をしばくため、また、サンダーをはじめとした運ゲポケモンにキレないようにラムのみを持たせています。
地震をいれてないのでメタモンコピられても竜舞や朝の日差しで勝ち切ることができて強かったです。
②ジバコイルの採用
ワイボザシアンなどでカグヤあたりを見ていたのですが、ネクロズマ自身がザシアンほどの火力や役割破壊技でゴリ押せるわけではないので、弊害となるカグヤやエアームドの確実な処理要員として磁力ジバコイルを採用しました。ダイナやドヒド、ブルルなど有利な対面では積極的に釣り交換を仕掛けにいきました。
サイクルを回されると脳がバグるので、極力対面から勝てるような構築にしています。持ち物はカグヤの地震意識で風船。
③バシャーモの採用
受けサイクルはネクロとジバコで完結するとして、それ以外のパーティには加速バトンからエースによる無双をパーティの基本線とし、極力交代や読み少なくするためにバシャーモを採用しました。
また、バトン役だけではなくバシャーモ自信も対面性能を高めており、タスキによる行動保証ときしかいせいでカイオーガをはじめとした相手の軸やこちらのエースのストッパーを葬ったりできるようにしてあります。
とにかく嫌いなインキャサイクルにストレスフリーで勝つことを第一とし、どのパーティにも脳のリソースが破壊される前に、相手に依存せず速攻で自分のやりたいことを押し付け、イージーウィンができる構築を目指しました。ザシアンから60～70％くらい拾ってダイナやホウオウ系統に100％拾うイメージです。
以下個別解説
ネクロズマ@ラムのみ
性格:いじっぱり
努力値:H228-A108-B28-D12-S132
実数値:201-210-151-x-131-114
フォトンゲイザー/メテオドライブ/りゅうのまい/あさのひざし
H-B 無振りホウオウのせいなるほのお2耐え
H-D 臆病バドレックスのアスビ確定耐え
A 特化ドヒドイデに＋1フォトンゲイザーが100.6%〜
S 準速バンギ抜き +1で最速ガブ抜き抜き
最強の受けサイクル抹殺兵器です。ダイナやドヒドに投げてカグヤやムドーを釣ってジバコイルで処理することで止まらなくなります。
ヌオーで止まらず、ホウオウは受け切れず、やけどや麻痺、ねむりによる機能停止も少なく本当にストレスフリーなポケモンでした。
ゴチルゼルが対策されオワコン化し、中盤以降再び受け気味のサイクルが増えてくるだろうとの予想を立てていましたが、見事に刺さってくれました。
耐久も回復もあるのでバトン先としても非常に優秀ですが、単体性能が後述のレヒレやランドよりも高いのでネクロにバトンする場面は少なかったです。
また、インファや炎の牙ザシアンが一定数存在し、相手にするのは嫌だなーって感じでした。あと2回だけ固めのメガネダイナが放射で突っ込んできて破壊されたのでうんちを漏らしました
ランドロス@オボンのみ
性格:いじっぱり
努力値:H252-A116-B20-D4-S116
実数値196-198-113-x-101-126
じしん/ストーンエッジ/かわらわり/つるぎのまい
S＋1で最速エースバーン抜き(上昇無しで最速バンギ抜き抜き)
A ＋2エッジでHBサンダーが確定
電気の一貫を切れ、地面技を透かすことができ、威嚇による受け出し性能も優秀、かつ剣舞による抜き性能も高い夢のポケモン。サンダーを起点にし破壊して、裏のザシアンまでぶち抜きます。ぼうふうで丁度オボンが発動するくらいなので、混乱しても8割くらいは突破してた印象です。ぼうふう2発当てられてもオボンでザシアンの石化圏外にいくのも偉い。
中盤以降大量発生してたガブリアスにも強くてよかったです。
岩石封じもちのビルドランドが一生しんどかったので、バシャで一定の削りを入れておくことで何とかしていました。
カプ・レヒレ＠たべのこし
性格:ひかえめ
努力値:H252 C116 S140
実数値:177x-135-140-150-123
ハイドロポンプ/ムーンフォース/めいそう/ちょうはつ
H ぶっぱ。16＋1
C H199ザシアンが＋1ドロポンで99.6%で2発
H197まで確定2発
S 4振りサンダー抜き抜き
＋1で準速ダイナ抜き
受け気味のサイクルはこいつとネクロを絡ませることで負けなかったです。
また、加速してからレヒレに繋ぎ、クレセのトリルやみかづきのまいを挑発で止め、瞑想することでザシアンも受け切れないので、ザシクレセドランにもめちゃくちゃ強いです。
バトンリレーは黒い霧や吠えるが天敵ですが、それらを使うドヒドやミロカロスやスイクン、あくびで流してくるようなトドンをガン起点にできるので最高でした。
ちなみになみのりだとザシアンに勝てません。
HやSを削りなんとか185ザシアンくらいなら＋1なみのり×2で落とせるような調整も5体くらい試しましたが、受け出し性能が甘くなったり硬いザシアンが多く安定しなかったので、ドロポンに落ち着きました。
性格:うっかりや
努力値:A252 C252 S4
実数値:155-172-90-178-81-101
ねっぷう/きしかいせい/まもる/バトンタッチ
A きしかいせいでCSオーガ確定1発
C ねっぷうでH252ランドが31/32で2発
S 2加速で最速130族抜き
本構築の地雷かつ軸でもあるポケモン。選出率は堂々の1位です。V字バシャ。
こんなやつです→https://www.youtube.com/watch?v=nL6c2_E4XLk
初手に投げてしおふきを受け誘うオーガもっていき、イベルタルはデスウィングを受けて9割削ってふいうちに合わせバトンでレヒレに繋ぎます。
オーガ視点はサンダー引きが安定だったりするのですが、なめられてたのかとりあえずタスキが嫌なのか体感9割は居座られていた印象です。サンダーやガブに引かれたら2加速バトンでスカーフオーガを抜いた剣舞ランドに繋ぎ、すべてを破壊していました。
熱風の採用理由は相手のランドロスを破壊するため。HBランドや終盤増えてきたビルドランドがネクロランドの大きな弊害になるのですが、そこに対して削ったり持って行ったりできるのが偉かったです。
守るをからめることで対面から後出しからでも霊獣/化身ランドには基本的に負けないです。チョッキランドだけ負けるので、ダメージで判定してレヒレかなんかに繋いでいました
命中安定の放射はランドが中乱数、サンダーが低乱になり、命中不安の大文字はバドレックスを確2にできますが、ひよって中間択を取りました。
ちなみに1加速しても全然早くなく、2加速してもスカーフ持ちにはほとんど抜かれるのですが、相手が抜かれてる前提で交代したりや不意打ちをしてくれるのが助かりました。
ジバコイル＠ふうせん
性格:おくびょう
努力値:H252-B68-S188
実数値177-x-144-150-110-114
10万ボルト/ボディプレス/てっぺき/みがわり
H ぶっぱ
S 準速バンギ、カグヤ抜き
B あまり。特化ザシアンのきょじゅうざんで身代わりが割れない
＋2ボディプレス2発で特化ナットが大体落ちる
ザシアンではワイルドボルトで押し切れていたカグヤやムドーの確実な仕留め要員としてジバコイルを採用。もちものはじしん意識でふうせん。
大体のカグヤに上から身代わりを張れるようにSに相当割いて、＋2ボディプレスで2発で大体のナットレイが落とせるようにしています。
中盤〜終盤にかけてはかなり刺さっていましたが、磁力ジバコが動画化されたせいか なぜか最終日付近はじしん＋@の2ウェポンのカグヤやボディーパージ型も一定数存在した上、かなり警戒した動きもされていたので気合で立ち回りました。
性格:わんぱく
努力値:H252 B252 D4
実数値217-85-172-x-116-100
はたきおとす/とんぼがえり/どくどく/はねやすめ
わからんかったのでぶっぱ。
この枠はトリルポリ2でスイッチ的な動きをできるようにしていたのですが、肌に合わなかったのと黒バドラオスみたいなのが鬼のようにキツかったので、双方をそれとなく誤魔化す枠として最終日に刺しました。レヒレの負担軽減役。
影のMVP。時間的にあまり練れていないのですが、対ウーラオス時におけるレヒレの負担軽減と、黒バドへの圧力が凄まじくて出せば活躍していました。
以下得意だった構築。
とか
とか
とか
→
バシャランドかレヒレどっちにつなぐかはお好みで。場にサンダーガブがいればランド
ィベルヌオードヒドトドンがいればレヒレ。
→
@1は基本的にはランド。ゴリラやフェローチェ、マンムーが見える場合はネクロで。
or
→
大カモ。勝率95％。ピン刺しフェローチェにネクロが強いのも偉い。＠1は何でもいいです。大体レヒレでした
→
大カモその２。初手ネクロホウオウ対面の引き先としてランドやレヒレを用意しておき、有利対面で龍舞することで終わりました。ランドが剣舞搭載しているのでラッキーに負けないのもgood。
以下きつかったやつら
石火ザシアン
バシャーモにじゃれ石火で居座ってくるのバグすぎて草。じゃれたあとクレセに引くタイプのやつはいいやつ。そもそも居座るな
ゴリランダー
グラスラでバシャーモが縛られるのヤバすぎる。タスキもチョッキもハチマキもしんどい。
オーガをバシャレヒレで見ている以上オーガゴリラみたいなのがあまりにもキツかったです。
ウーラオス
水だったら軸となるバシャが破壊されてオワリ。ネクロでなんとかならなくもないですが、悪だった場合大変なことになります。
ポリ2を入れていた時代は水でも悪でもレヒレで見ていましたが(見れていたとは言ってない)、だいたい過労死してました。
ハチマキだとレヒレも2サイクル目以降受け切れず、簡単にバドの圏内に入れられてまうので地獄でした。最終日のバルジーナいなかったら2000行けてなかった
黒バド
最終日前日にめちゃくちゃ見ましたが最終日は個体数を減らしてた印象でした。助かりました。
ポリ2で見ていた時期は黒バド悪ウーラみたいなんが本当に地獄でした。
最終日のバルジーナいなかったら2000行けてなかった
反省点
2ROM1900で最終日を迎え、両ROM2000いくようなら片方は保存して特攻しようとしていましたが、片方2000行った時点で疲れ果てたのでやめちゃいました。メンタルと脳が弱い。
伝説環境でありながら、ネクロの選出率がそんなに高いわけでは無く勿体無いなあと感じることが多かったり、プレイングを技の威力(エッジやドロポン)で補っているので、最上位帯で戦い続けるのは難しいかもなあと思いました。
環境にメタを張りながら構築を組めたのは収穫としてあるので、最終日に2000からもいっぱい潜れるようにメンタルを鍛えて、来季からのルールも頑張りたいです。
最後に、2週間前くらいから毎日のように通話して、最後の土日に関しては合わせて30時間くらい付き合ってくれたがじらくんとしょーまくん、
それからおいしい焼肉に連れて行ってくれて、いっぱいポケモンの話をしてくれた友人2人に心からの感謝を申し上げまして、結びとしたいと思います。
あっ、それからTrioって名前でポケモンの解説動画を上げていくことになりました。
この人とhttps://twitter.com/syoma10949021
この人 https://twitter.com/gajira_ur
を合わせた3人で運営してるのと、3分解説がメインなのと、バシャーモとコケコルチャ使いの人がいるので鳥男(とりお)です。今季のサブロムのTNもそれでした。
サクサク見れる感じで、めちゃくちゃタメになるというよりは基本のおさらいみたいな動画になります。
超初心者向けで、ランクマの敷居が広がりハードルが下がればいいなって目的で更新していくので、「そんなの当たり前だろ！」みたいな事しか言っておらず、21や22目指してる人には向かないかもですが、それでも良かったらカップ麺のお供にでもしてくれると嬉しいです。
おわり。
